湘南台近くのアレルギー科
アレルギー反応とは、本来人間の身体にとって害のある物質を取り除こうと働く免疫機能が、害のない食物や花粉、ハウスダストといった物質に対しても過剰に働いてしまい、攻撃することで起こる炎症などの反応のことです。
そうした反応を起こす原因物質であるアレルゲンは患者さんによって異なりますが、アレルギー科ではさまざまな物質の中から患者さん固有のアレルゲンを特定し、それに対する予防、症状の緩和、アレルゲンに反応しないようにする根治治療などを行っております。 花粉症やダニアレルギー、食物アレルギーなどにお悩みの方は当院のアレルギー外来にご相談ください。
湘南台近くのアレルギー科おすすめは「グリシナクリニック湘南台」
総合内科専門医による診療
当院のアレルギー外来では、日本内科学会の認定している総合内科専門医の資格をもつ医師が診療を行います。総合内科専門医は、認定内科医の資格をもつ医師が、学会の指定する施設で内科臨床研修を一定期間行った後、資格認定試験に合格してはじめて取得できるもので、内科全般の総合的な知見と臨床経験を示すものです。花粉症や喘息といったアレルギー疾患に関しても、幅広く診療を行うことができます。安心してご相談ください。
藤沢市、湘南台駅より徒歩1分以内
当院は、小田急線、相鉄線、横浜市営地下鉄の3つの鉄道が集中する藤沢市北部のターミナル駅である湘南台駅から徒歩1分以内に立地しています。お近くにお住まいの方、通勤・通学で湘南台駅を利用される方の「かかりつけ医」としてアレルギーなどでお困りの方はぜひご相談ください。
土曜日・日曜日も診療しています
お子さんにアレルギー症状がありながら、日ごろ忙しくてなかなか相談できないといったお悩みのある方、ご自身が平日にお時間がとれない方のために当院では土日もアレルギー外来を受け付けておりますので、ぜひご来院ください。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | 祝 | |
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10:00~13:30 | ● | - | ● | - | ● | ▲ | ▲ | - |
15:00~19:00 | ● | - | ● | - | ● | ▲ | ▲ | - |
▲…10:00〜14:00 / 15:00~17:00 ※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日
平日は19時まで診療しています
アレルギー治療は、長期的にしっかりと続けていく必要があります。そのためにもお仕事や学校帰りに通院しやすいよう、当院では19時まで診療を行っております。
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10:00~13:30 | ● | - | ● | - | ● | ▲ | ▲ | - |
15:00~19:00 | ● | - | ● | - | ● | ▲ | ▲ | - |
▲…10:00〜14:00 / 15:00~17:00 ※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日
通院なしのオンライン診療も可能です
アレルギー薬など、継続処方になっている方のために、通院せずにオンラインで診療を受け処方箋をお出しするオンライン診療にも対応しております。
お忙しい方はぜひご利用ください。
スギ花粉、ダニアレルギーの根治療法である舌下免疫療法に対応
舌下免疫療法は、副作用の強かった注射による減感作療法にかわって、アレルギーの根治治療として近年注目されている治療法です。
初回のみ院内で服用していただき、後は定期的な通院のみでご自宅で処方されたタブレット錠を指定の方法通り服用するだけです。
当院でも、この舌下免疫療法に対応しておりますので、ご相談ください。
(※現在、スギアレルギーに使用するシダキュア®の出荷調整があるため、新規で市長開始希望の方は事前にご連絡ください。)
ゾレアによる治療が可能
ゾレアはヒト化抗IgEモノクロナール抗体製剤です。
IgE抗体はなんらかのアレルゲンに対して働く抗体で、ゾレアにはこのIgE抗体の活動を抑える働きがあります。それによってくしゃみ、鼻水、目の痒みなどのほぼすべてのアレルギー症状を改善させる力があります。
気管支喘息や特発性の蕁麻疹の治療薬ですが、既存の治療薬では効果が得られない重症や最重症の季節性アレルギー性鼻炎の患者さんに限って当院でも注射が可能となっています。
ヒスタグロビンの注射治療も可能
ヒスタグロビンはヒスタミン加人免疫グロブリンといって、アレルギー反応を起こすヒスタミンとIgE抗体をあわせた薬剤です。
これを週に1~2回程度の頻度で注射にて投与すると約3週間でヒスタミンに対する抗体ができてアレルギー反応が起こりにくくなります。
この薬の特徴はアレルゲンの種類に関係なくアレルギー反応を抑えることができるところにあります。当院でもこのヒスタグロビンの注射療法が可能です。
小児喘息にも対応
当院では、成人だけではなくお子さんの気管支喘息(小児喘息)の診療にも対応しております。
お子さんの喘鳴(ヒューヒュー・ゼーゼーという呼吸音)や息切れ、咳発作などが気になる方はご相談ください。
アレルギー科で対応する主な症状
- ヒューヒュー・ゼーゼーという息の音(喘鳴)がある
- 皮膚、目、鼻の中などがむずむずと痒い
- 皮膚がジクジクとして湿疹が出ている
- 湿疹が繰り返し起こる
- 嘔吐してしまう
- 腹痛を起こすことが多い
- 特定の食べ物で下痢になる
- まぶたが腫れてしまう
- 目が真っ赤に充血する
- 目がゴロゴロと違和感がある
- 特定の季節、特定の場所で鼻水がでる
- 口腔内に違和感を生じる
など
アレルギー科で対応する主な疾患
- 喘鳴や息苦しさを感じる気管支喘息
- 咳発作が続く咳喘息
- 特定の季節にくしゃみ、鼻水がでて目が痒くなる花粉症
- 皮膚が突然ポッコリと腫れる蕁麻疹
- 特定のにおいや季節、環境で鼻水やくしゃみがとまらなくなるアレルギー性鼻炎
など
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、本来害のない特定の物質に免疫システムが反応してしまうためにおこる病気で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりといった症状が代表的なものです。
春先のスギ花粉に代表される季節性アレルギー性鼻炎と、ダニ、ハウスダスト、ペットの毛などに代表される季節に関係のない通年性アレルギー性鼻炎に分けることができます。そのどちらの場合でも、原因物質であるアレルゲンを特定し、それに対応した治療や予防を行うことになります。
アレルギー性結膜炎
結膜は、まぶたから白眼の部分を袋状に覆う膜で、目を保護し栄養や水分を届ける役割があります。アレルギー性結膜炎は、直接外気と触れている、この結膜にさまざまな物質が入ることで結膜が炎症を起こすものです。発症のメカニズムはアレルギー性鼻炎と同じで、季節性のものと通年性のものがあります。アレルゲンを特定し、それに対応した点眼薬と抗アレルギー薬の内服などで治療を行います。
アトピー性皮膚炎
アトピー性皮膚炎は、皮膚がなんらかの原因で炎症を起こし、バリア機能が低下した状態で、通常であれば皮膚表面で侵入を妨げられるさまざまな物質が入り込んでしまうことで、アレルゲンなども入り込みさらに炎症がひどくなってしまう状態です。
バリア機能が低下する原因としては、遺伝的要因が関連しており、これをアトピー素因(アレルギーに関連するIgE抗体を生成しやすい体質)といいます。これにストレスなどの外的要因が加わってアトピー性皮膚炎を発症すると考えられています。
治療は副作用を抑えながらステロイド薬、免疫抑制薬などの内服、外用と保湿などの適切なスキンケアなどによって皮膚のバリア機能を補完することなどで行っていきます。アトピー性皮膚炎は継続して治療することが何より大切ですので、かかりつけの皮膚科をつくるようにしてください。
食物アレルギー
特定の食物を食べることによってアレルギー反応を起こすのが食物アレルギーです。皮膚の蕁麻疹症状といった軽いものから、下痢や嘔吐などの消化器症状、ヒューヒュー・ゼーゼーといった喘鳴などの呼吸器症状など、人によって、また時によってさまざまな症状を起こします。
多くの場合は摂取して2時間以内に症状があらわれる即時性のものですが、時にはかなり時間が経ってからあらわれる遅延型(非即時型)のケースもあります。また、非常に稀ですが両者が混合する場合もあります。
食物アレルギーで怖いのは、アナフィラキシーショックを起こすケースで、痙攣や意識障害などがあらわれます。この場合、生命にかかわりますので、症状があらわれた場合、迷わず救急車を呼んでください。
蕁麻疹(じんましん)
突然皮膚の表面に境界のはっきりした薄い盛り上がりがあらわれ、しばらくするとまったく消えてしまう皮膚の疾患が蕁麻疹です。腫れた部分に痒みやピリピリするような感覚が生じることもあります。なんらかの刺激が加わり分泌されたヒスタミンが血管を刺激し血管が膨張して血漿がしみ出すことが原因と考えられています。蕁麻疹が起こる要因としては、アレルギーや温度、薬品等の刺激が考えられます。あらわれては消えを何度も繰り返し数週間続くようなケースもあります。そのような場合は抗ヒスタミン薬、抗アレルギー薬やステロイド薬などで治療しますのでご相談ください。
寒暖差アレルギー
とくに風邪もひいていないのに、暑い屋外から冷房の効いた室内に入ったときや、暖房の効いた室内から寒い廊下などに出ると突然くしゃみや鼻水が出る、鼻がつまりだるさが出るといった症状がある場合、寒暖差アレルギーかもしれません。アレルギーと呼ばれていますが、実はアレルギー反応ではありません。急に温度が変化するために自律神経のバランスが崩れておこる医療用語で「血管運動性鼻炎」と呼ばれる疾患で、とくに季節の変わり目などに多くみられます。
適度な運動やバランスの良い食事、身体を温めるなどで自律神経を整えておくことである程度予防できます。どうしても症状が激しくてつらい場合はご相談ください。抗アレルギー薬などで治療が可能です。