診療時間

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10:00~13:30
15:00~19:00

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00
※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

自費診療

トリガーポイント(自費診療)とは

トリガーポイントとは、筋肉の凝り固まった場所を、医師が丁寧に触診して見つけだしそこに麻酔薬などの注射を打って痛みを鎮める治療法です。押して痛みを感じる部位に皮膚から0.5~1cm程度の浅い部分に注射を行います。重篤な合併症がほとんどない安全な治療です。

トリガーポイントをおすすめする症状・病気

筋肉や筋膜に由来する痛みがある場所であれば、首、肩、背中、腰、四肢など全身どこでも治療可能です。ただし神経に由来する痛みには効果が発揮できません。

トリガーポイント注射の合併症

副反応や合併症の少ないトリガーポイント注射ですが、軽微なものを中心にいくつかの合併症の可能性があります。

軽微な合併症

  • 注射針を刺した部分からの軽い出血
  • 注射部分の皮下出血やアザ
  • 消毒薬に対するアレルギー(アルコールアレルギー)による皮膚の発赤

など

重篤な合併症

  • 局所麻酔に対する中毒(1万人に1人から1000人に1人程度)
  • 神経障害(1万人に6人程度)
  • 注射液に対するアレルギー
  • 蕁麻疹

トリガーポイントの費用

  費用
トリガーポイント  

※その他、診察や薬剤等の費用が別途かかります。


帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスの初感染による水痘(水ぼうそう)の治癒後、体内に留まったウイルスが、奥深い神経節に潜んでおり、抵抗力が弱ったタイミングで再活性化し、神経に沿って体表に向かって感染を広めていくことによって、身体の左右どちらかに帯状に拡がっていく神経の炎症による小さな水疱をともなう発疹とそれによる痛みを感じる疾患です。帯状疱疹によって初感染のお子さんなどに水ぼうそうが伝染することもあるため注意が必要です。水痘はほとんどの日本人がキャリアになっており、80歳までに3人に1人は、1度は帯状疱疹を発症するといわれており、50歳以上で発症すると20%の方は帯状疱疹後神経痛を合併し、痛みが長い間残ることになりますので、注意が必要です。

帯状疱疹ワクチンの副反応

注射部位に発赤や痛みなどの症状があらわれる局所性副反応の頻度は他のワクチンと比べて比較的高めです。しかしいずれも3日程度で自然に引いていきほとんど心配はありません。

帯状疱疹ワクチンの禁忌

帯状疱疹ワクチンには数種類ありますが、成人にはそのうち不活化・帯状疱疹ワクチン(シングリックス)の接種が推奨されています。このワクチンに対して過去にアレルギー症状を起こしたことのある方は接種を受けることができませんがそれ以外の禁忌はありません。

帯状疱疹ワクチンの自費取り扱いについて

シングリックスは2回接種の不活化ワクチンです。比較的高額なワクチンですが、自治体によって公費補助を受けることができる場合もあります。詳細はご自身のお住まいの自治体にご確認ください。シングリックスは予防効果90%以上、効果持続期間10年以上とコスト効果は高く、またもし発症しても後遺症の神経痛にかかる確率がほとんどなくなります。18歳以上の成人も接種対象に拡大され、成人・高齢者も接種可能です。

帯状疱疹ワクチンの費用

  費用
   

HPVワクチン


HPVとはヒトパピローマウイルスのことで、自然界に普通に存在しており、何種類もの型が存在しています。そのうちのいくつかの型に感染すると、子宮頸部でがんが発症しやすくなることがわかっています。HPVは性交渉によって感染しますので、子宮頸がんにかからないためには、ワクチンの接種が重要です。とくに子宮頸部のがんは、検診などでも見つかりにくい部位であるだけに、まずはワクチンによって感染予防を行うことが肝心です。

公費でのHPVワクチン接種1(4価ワクチン)

先に定期接種対象となったワクチンで、4つの型のHPVに対応します。ほかに2価のワクチンもあります。4価のワクチンでおよそ7割の感染を予防できると考えられています。定期接種対象は小学6年生から高校1年生までの女性です。また1時期HPVワクチンの定期接種が中断されていましたので、その期間に定期接種を受けることができなかった方には2025年3月31日までの間、キャッチアップ接種として公費でワクチンを接種することもできます。

公費でのHPVワクチン接種2(9価ワクチン)

それまで、自費対象だった9価ワクチンが2023年から公費接種対象となっています。9つの型のHPVに対応しています。子宮頸がんをおこすHPVの約9割の感染を予防することができ、より高い予防効果が期待されています。
接種対象年齢は、4価と同等です。

HPVワクチンの副反応

通常の予防接種の副反応である、注射部位の痛みや腫れがあります。重篤な副反応は体質によって稀に発生することがありますが比較的安全なワクチンです。時に注射恐怖症などの方がめまいやふらつき、失神などを起こすことがありますが、しばらく横になっていると自然に回復します。注射が苦手な方は事前に医師にご相談ください。

HPVワクチンの費用

  費用
   

プラセンタ

プラセンタはさまざまな栄養素や有効成分が多く含まれる人の胎盤からの抽出物です。とくに注射用のプラセンタは、体内の幹細胞を活性化させ、また細胞の代謝を盛んにするなどによって多くの効果が期待できます。例としては、全身の組織や臓器、お肌などの新陳代謝を促す若返り効果、疲労回復、更年期の諸症状の緩和、免疫力の向上、心身の安定、肝機能の活性化による二日酔い防止効果などが挙げられます。

プラセンタ注射をおすすめする方

  • お肌の状態を良くしたい
  • 手足の冷えを治したい
  • 続く疲れをなんとかしたい
  • 更年期症状がつらい
  • 二日酔いや飲み過ぎをすぐに治したい

など

プラセンタ注射で期待できる効果

  • 皮膚がカサカサ乾燥する、老化がみられるなどの改善
  • 活性酸素を取り除く効果による老化の防止
  • 強い疲労を回復
  • 血行を促進し血流を改善する
  • 低下した肝機能の回復

など

プラセンタ注射の副反応

人の中に自然に存在する成分ですので、基本的に副作用はありません。ただし、

  • 注射した部分の痛み、注射した部分の硬結、発疹や発熱、かゆみなど、注射一般の副反応
  • 非常に稀にショック症状(ヒト由来のタンパク、アミノ酸による)
  • まれに女性科乳房症、急性肝障害など

などを起こすことがあります。
※なお、プラセンタはウイルス感染などのチェックをしっかりと行った上で、高温殺菌などで衛生面での安全性を保って作られていますが、理論上感染を完全に防ぐことができないことになっており、プラセンタ注射を受けた方はそれ以降献血ができなくなります。

プラセンタ注射の費用

  費用(税込)
メルスモン1A 900円 
メルスモン2A 1,800円 
メルスモン3A
2,200円

にんにく注射

にんにく注射と呼ばれていますが、にんにくのエキスではありません。にんにくに多く含まれるビタミンB1の注射で、注射をした際に血中を流れる成分に鼻の粘膜が反応し、にんにくのようなにおいを感じるところからこの名前がついたといわれており、にんにくをたくさん食べたときのような口臭となりませんのでご安心ください。
このビタミンB1は、糖質をエネルギーに換える働きや、筋肉にたまった疲労物質を分解する働きがあります。肩や首のこりの改善、疲労回復のほかに、肌荒れの改善などにも効果が期待できます。
とくに忙しさが続き、疲れを癒している時間がない、ハードな生活を送っている方にはこの注射を何度か受けることをお勧めしています。

にんにく注射をおすすめする方

  • 慢性的な疲労感、倦怠感がある
  • 風邪の予防、風邪を引いていても仕事を休めない
  • お酒を多く飲む、二日酔いがある
  • 肌が荒れ気味
  • 緊張性の頭痛、腰痛がある
  • 冷え性

にんにく注射で期待できる効果

  • 新陳代謝を向上させ、細胞を活性化させる
  • すぐに疲労を回復させる
  • 美肌効果、肌荒れを整える
  • 冷えを改善し、風邪を予防する
  • 二日酔いからすばやく脱却

など

にんにく注射の副反応

人体に必要な自然物質であり、水溶性で不要分は排泄されますので、とくに重大な副反応はありません。ただし、注射治療の一般的な副反応である注射部位の発赤、痛み、皮下出血斑、熱感、腫れなどの他、まれに色素沈着や感染症、神経損傷や一時的な脳の虚血によるめまいなどがおこることがあります。

にんにく注射の費用

  費用