診療時間

診療時間

10:00~13:30
15:00~19:00

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00
※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

呼吸器内科

湘南台近くの呼吸器内科

呼吸器は、鼻からのど、気管、気管支、肺までの呼吸の通り道である気道の病気を専門とする診療科です。主な病気として気道の感染症やアレルギー性鼻炎のほかに気管支喘息などもあります。当院の医師は気管支喘息の治療も行っていますので、咳、痰、喘鳴、息苦しさなど呼吸器の症状がある方はいつでもご相談ください。


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総合内科専門医による診療

当院の医師は総合内科専門医に認定された内科診療の専門家です。呼吸器内科についても、とくに気管支喘息をはじめとする多くの治療実績を積んでおりますので、呼吸器に関するお悩みについて的確に対応することができます。さらに詳しい検査や専門的な治療が必要な場合は、連携する高度医療施設を適宜紹介してスムーズに治療が行えるようにしております。

医師紹介

湘南台駅から徒歩1分以内の至便な立地

当院は藤沢市北部で小田急線、相鉄線、横浜市交通局のターミナル駅となっている湘南台駅徒歩1分以内という交通の要衝にあり、通院に至便な立地となっております。近辺にお住まいの方、湘南台駅を中心に活動している方の「かかりつけ医」としてお気軽にご相談ください。

土曜、日曜も診療しています

平日は忙しくて体調が気になってもなかなか診察を受けることができない、急な体調不良が起こったのにいつも通っている医療機関がお休みといった場合のために、当院は土曜・日曜も休まず診療を行っていますので、いつでもご相談ください。

 
10:00~13:30 - - -
15:00~19:00 - - -

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00 ※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

平日は19時まで診療に対応しています

平日は、学校やお仕事が終わってからでもゆっくりご来院いただけるよう、19時まで診療を行っております。

 
10:00~13:30 - - -
15:00~19:00 - - -

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00 ※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

オンライン診療も可能です

なかなか診療時間に間に合わない、慢性疾患の薬だけ補充したいといった場合のために、当院はオンライン診療に対応しておりますので、いつでもご相談ください。(慢性疾患の内服薬を処方するには当院での継続通院が必要です)

オンライン診療

お子さんの喘息も診療しています

当院は、小児科も診療科目として扱っており、呼吸器系でも成人の気管支喘息ばかりではなく、小児喘息にも対応しております。
よく咳き込む、ヒューヒュー・ゼーゼーとした息をしているなどにお悩みの場合、ご相談ください。

小児科

新型コロナウイルス感染症も診療、その後遺症にも対応しています

当院では新型コロナウイルス感染症の検査、治療にも対応しております。かかってしまった方、症状に疑いのある方の他、治癒後の後遺症の各種症状の治療も行います。
味覚や嗅覚に問題が起こってしまった、倦怠感が続くなどの方はご相談ください。

発熱外来

風邪症状でご来院の方と一般の患者さんは動線を分けて対応

当院では院内感染を避けるため、発熱や咳など、感染症が疑われる患者さんと、一般の生活習慣病などでご来院方は待合室や診察室を別けております。動線を分けて対応しているため、どちらの患者さんにも安心してご来院いただけます。

発熱外来


呼吸器内科で対応する主な症状

  • 咳が出はじめると止まらなくなる
  • 咳が何日も続いている、長引いている
  • 痰がらみの咳がでる
  • なかなか痰が切れずつらい
  • 動悸や息切れで呼吸が苦しい
  • 胸痛がある
  • いびきを指摘された
  • 日中、居眠りしてしまうほど眠気がある
  • よく風邪をひいてしまう
  • 一度風邪になるとなかなか治らない
  • 睡眠中咳で目覚めてしまう
  • 息苦しくて眠ることができない
  • 呼吸をするときヒューヒュー・ゼーゼーという音がする
  • 喘息の診断を受けたことがある、人に指摘されたことがある
  • 血縁の家族・親族に喘息の診断を受けた人がいる
  • のどがイガイガする、むずむずと落ち着かない
  • 新型コロナウイルス感染症になった後、咳が続いている
  • アレルギーをおこしたことがある、アレルギー体質といわれたことがある

など


呼吸器内科で対応する主な疾患

呼吸器内科では、

といった呼吸器に起こるあらゆる疾患を診療しています。

肺がん

肺がんは肺の組織にできるがんで、罹患者数では2019年の統計では男女計で2位、死亡者数では2022年の統計で、男女計で1位と日本人に多いがんの1つです。
肺がんは、大きな組織にできる非小細胞肺がんと、小さな細胞にできる小細胞肺がんの別があり、いずれかによって治療法が異なりますが、いずれの場合も早期に発見すればがん細胞をすべて取り除くことで治癒が期待できます。しかし進行してしまうと、完治は難しく、療養も長くなってしまいますので、早期発見・早期治療開始が大切ながんの1つです。
しかし、肺がんも早期には自覚症状が少なく発見が遅れやすいがんですので、定期健診による胸部レントゲン検査や人間ドックのCT検査などが大切です。
とくに以下に該当する場合、肺がんのリスクが高くなります。

  • 50歳を超えて肺がんのリスクが高くなっている方
  • 喫煙習慣のある方、または過去に喫煙経験がある方
  • 受動喫煙の多い環境にいる方(家族に喫煙者がいるなど)
  • 血縁の家族・親族に肺がんに罹患された方がいる
  • 痰や咳、胸痛などの症状がある方

当院では、肺がんを疑い所見があった場合には提携医療機関に紹介となります。

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に呼吸がくりかえし10秒以上停止したり、低呼吸になったりする症状が慢性的に続く疾患です。呼吸の停止・低下により

  • 夜中に何度も目が覚めてしまう、夜中にトイレに複数回いく
  • 日中、居眠りをするほどの眠気に襲われ、仕事や日常生活に差し障りがでる
  • 自動車の運転中に睡魔に襲われる
  • 起床時の倦怠感や頭痛がある
  • 日中の気分がすぐれない

などの影響があらわれます。
原因は、呼吸動作はあっても気道が塞がってしまうことによるものがほとんどですが、稀に脳の呼吸中枢との間の指令のやりとりがうまく行かなくなり呼吸が停止するケースもあります。
呼吸の停止によって、心肺や血管に負担がかかってしまうことや、自律神経のバランスが崩れることで糖尿病や高血圧などをおこしやすくなり、それに伴う血管障害から虚血性心疾患(狭心症や心筋梗塞)、脳血管障害(脳梗塞など)を起こし、最悪の場合突然死の可能性もある疾患です。
家人に睡眠中のいびきや低呼吸・無呼吸を指摘された、日中激しい眠気に襲われるなどのお悩みがある方はお早めに当院までご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群

気管支喘息

呼吸の通り道である気道が、アレルギー反応によって炎症を起こし、それが慢性的に続いているため、だんだん気道が肥厚して通り道が狭くなり、また敏感になってアレルギーや機械的刺激、薬剤などの刺激で空気が通りにくく、息苦しくなる「喘息発作」が起こる疾患です。
喘息の診断は、これといった明確な診断基準がなく、以下のような判断基準によって診断していきます。

  • 問診によって喘鳴や喘息発作など典型的な気管支喘息の症状があるか確認
  • 実際に気管支拡張薬を投与してみて症状が改善するか経過観察
  • 問診や採血検査で患者さんかご家族にアレルギー体質があるか確認
  • 呼気一酸化窒素濃度測定(FeNO)によって気道に炎症がおこっていないか確認
  • 採血検査やレントゲン、CT検査などの画像検査によって同様の症状を起こす他の疾患が隠れていないか確認

気管支喘息の治療は、喘息発作が起こったときにできるだけ早く発作を鎮めることと、今後喘息発作が起こりにくいようにすることの2面で行います。
発作が起こってしまった場合は、すみやかに気道を拡張するため、短時間作用性β2刺激約などを使用します。
一方、発作を起こさないようにするためには、日ごろ吸入ステロイド薬などによって気道の炎症を鎮めておくことが大切です。ステロイドというと副作用を気にする方もいますが、吸入薬の場合、作用は気道に限局的ですので、妊娠中の方でも使用できるほどです。
その他、症状にあわせて、長時間作用性β2刺激薬、抗ロイコトリエン受容体拮抗薬、長時間作用性抗コリン薬などの吸入薬などから患者さんに適したものを処方していきます。

気管支喘息

咳喘息

咳喘息は、喘息のような咳発作が起こりますが、気道に慢性的な炎症は起こっているものの、気道自体の狭窄、閉塞はおこっていない状態で、気管支喘息の前段階ともいえます。気道の炎症によってちょっとした刺激でも咳が出ますが、気管支喘息に典型的なヒューヒュー・ゼーゼーという喘鳴、息苦しさなどはあらわれないのが特徴です。
風邪のたびに咳がずっと残って治らない、長引く咳がある場合、咳喘息の可能性が高く、また咳喘息をしっかりと治療しない場合、3~4割の方が気管支喘息に移行するという報告もあります。医師の指示を守り、最後まで治療を続けるようにしましょう。
治療は吸入ステロイド薬を中心に行います。吸入ステロイド薬は気道の炎症を起こしている部分に即効的に効果を発揮しますが、対症的な療法であり、完治はなかなか難しいため、気長に炎症を起こさないような治療を続けることが大切です。

咳が止まらない

慢性閉塞性肺疾患(COPD)

COPDはこれまで肺気腫や、慢性気管支炎と呼ばれていた病気も含めて、タバコの煙や粉塵、化学物質などを長年吸い続けてきたために肺が慢性的な炎症を起こし、肺の組織が進行的に破壊されていく病気の総称で、最も多い原因が喫煙習慣です。当初は咳が続く、痰がからむなどの風邪のような症状が続き、だんだん進行すると、歩いたり、階段を上ったりする際に息が切れてしまう労作時呼吸困難があらわれます。さらに進行すると着替えなどの動作だけでも呼吸困難になるほど日常生活の質が低下します。COPDは、健康診断などの通常の胸部レントゲン検査では発見することは中々難しいため、上記のような呼吸器症状が続き喫煙習慣のあった人、現在喫煙している人は、お早めにご相談ください。
現在の医学では一度壊れてしまった肺の機能を完全に元に戻すことは困難です。そのため治療は生活習慣の改善や薬物療法によって、これ以上肺機能が低下しないように進行を抑制すること、運動機能や呼吸機能の改善などを目標に行います。
とくに禁煙は必要不可欠になります。
薬物療法では気管支拡張薬の吸入薬を中心に治療を行っていきます。

肺炎

肺が細菌やウイルスなどの病原体によって炎症を起こしている状態が肺炎です。日本の死亡原因としては、肺炎は2022年の調査で第5位となっています(誤嚥性肺炎は発症のメカニズムが異なるため、別の死因として分類されています)。
日本での肺炎は、細菌によるものが多いのですが、最初は咳や痰など風邪と同じような症状であり、また高齢者になるとそうした初期症状があらわれにくいというという特徴があり、受診が遅れてしまうことがあります。とくに生活習慣病などの持病がある場合、重症化しやすいことがわかっていますので、少しでも違和感を覚えた場合には早めに医療機関を受診するように心がけましょう。
細菌性のものが多く、その場合は抗菌薬を中心に治療を行っていきます。まずは一般的な抗菌薬を処方し、初期治療を行うとともに、血液や喀痰の検査などで原因菌を特定します。原因菌が特定できたら、その菌に最適の抗菌薬へと薬を変更することになります。
苦しい症状がなくなったからといって、身体から菌がいなくなったわけではありません。途中で服薬を止めてしまうと、耐性菌ができてしまい、ぶりかえして別の抗菌薬を使用しなければならなくなるようなこともあります。医師の指示通り最後まで薬は飲みきるようにしてください。

非結核性抗酸菌症

抗酸菌とは細菌のグループの一種で、ライ菌、結核菌などが含まれていますが、非結核性抗酸菌は結核菌とライ菌以外の抗酸菌による感染症のことです。抗酸菌は人から人へは伝染しませんが、日常生活の中に多く存在する常在菌の一つで、ほとんどの人がこの細菌に触れる可能性があります。そんな中で非結核性抗酸菌症を発症しやすいのは、以下のようなタイプの人です。

  • COPD、結核の後遺症、間質性肺炎などがある方
  • ステロイド、リウマチ薬など免疫力が低下する薬による薬物治療中の方
  • 中年以上の女性の方

感染がわかっても、必ず治療が必要というわけではありません。経過観察を行い、症状に応じて、適切なタイミングでその症状にあわせた治療を行っていくことになります。


当院で可能な検査

胸部レントゲン

肺炎や肺腫瘍などの有無を調べるために行います。止まらない咳がある場合は、肺炎の鑑別が必要になることがありますので胸部レントゲンを施行することが多いです。

呼気NO検査

喘息の診断補助として検査を行います。指示通りに息を吸ったり、息をはいたりすることで検査ができます。そのため、小児でも検査することができます。

喀痰培養検査

肺炎や気管支炎など抗菌薬を必要とする場合に、原因菌を同定することができます。
結果には1週間程度要するため、初期治療で使用した抗菌薬の効果があるのか(耐性菌になっていないか)など、今後抗菌薬を要する時に参考にすることができます。

血液検査

感染症の場合は、細菌性、ウイルス性、真菌感染などの鑑別に血液検査を施行する場合があります。肺癌の場合は、腫瘍マーカーみることで肺癌の種類を調べられます。

尿検査

呼吸器疾患で尿検査を行う場合は、肺炎球菌による肺炎やレジオネラ菌による肺炎を疑う時です。肺炎球菌は高齢者の場合は重症化する可能性があるため、肺炎と診断した場合は、尿中の肺炎球菌抗原検査を行うことが大切です。
また、レジオネラ菌は、温泉などで感染し肺炎を引き起こすことが多く、急激に進行して重症度が高い感染症です。そのため、肺炎の診断に至り、問診でレジオネラ肺炎を疑う場合は尿検査を行います。