診療時間

診療時間

10:00~13:30
15:00~19:00

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00
※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

日曜日の小児科

湘南台近くの小児科

お子さんは、免疫システムがまだ発達しきっていないため、1年365日、いつ何かの病気になるかわかりません。当院ではそのようなお子さんが安心して通院できるよう、小児科も診療科目として併設し、お子さん一人ひとりの個性や体質などに合った適切な診察と治療をおこなっていくようにしております。
また、風邪や下痢などの急性疾患、アレルギー性疾患、小児喘息、便秘や夜尿症といった慢性疾患といった病気の診療の他、予防接種を行っています。
当院では、地域の「かかりつけ医」として、平日だけではなく土日も診療を行い、いつでも調子の悪い方を受け入れる体制をとっておりますので、お子さんの健康のお悩みに関してお気軽にご相談ください。


発熱などの急性疾患について

お子さんはとくに感染性の急性疾患にかかりやすく、急な発熱にともなう咳、下痢や嘔吐、発疹などがあらわれやすい傾向があります。これらの急性症状は当院で対応できますので、いつでもご相談ください。
流行しやすい疾患には季節によって以下のような例があります。
また、溶連菌感染やコロナウイルス感染も季節に関わらず流行することがあります。

夏季

など

冬季

  • 急性胃腸炎(ノロウイルス、ロタウイルスなどの感染症)
  • 気管支炎(RSウイルスに代表されるもの)
  • 季節性のインフルエンザ

など
年間で考えれば、多くの感染症の場合ウイルスによる感染症です。そのため学校や幼稚園・保育園などで流行っている感染症の動向を確認しておくことは、早期対応にとって大切なことです。インフルエンザや水痘などは抗ウイルス薬がありますがその他はほとんど対症療法が中心となります。マスク着用や手洗いなどの日常的対策をとるとともに、何か気になる症状がありましたらお早めにご相談ください。

発熱外来


湘南台近くの小児科おすすめは「グリシナクリニック湘南台」

総合内科専門医による診療

当院の医師は日本内科医学会が認定する総合内科専門医の資格を取得しています。
小さなお子さんに対しても、幅広い疾患、長年診療を続けており知見がありますので、どうぞお気軽にご相談ください。

医師紹介

湘南台駅より徒歩1分以内に立地

当院は、藤沢市北部の交通の要衝である湘南台駅から徒歩1分以内に立地しています。
近隣にお住まい、湘南台駅をご利用のお子さんのある方の「かかりつけ医」として、お子さんの急性の体調不良や慢性疾患のコントロール、発育や育児に関するお悩みなどなんでもご相談ください。

土曜日・日曜日の診療に対応

平日は通学や通塾、クラブ活動などでお忙しいお子さんのためにも、当院では週末の土・日
も開院し診療に対応しております。かかりつけ医が休診でお子さんの急な発熱などの際の休日診療としてもご利用ください。

 
10:00~13:30 - - -
15:00~19:00 - - -

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00 ※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

平日は19時までの診療に対応

仕事から戻ったらお子さんの体調が悪かった、通塾後お子さんの体調がおかしくなったなどの事態にできるだけ対応できるよう、当院では平日は19時までの診療に対応しています。

 
10:00~13:30 - - -
15:00~19:00 - - -

…10:00〜14:00 / 15:00~17:00 ※受付時間は診療時間終了の15分前までとなります。
※休診日…火曜・木曜・祝日

オンラインでも診療が可能です

当院では、ご来院の上の対面による診療ばかりではなく、オンライン診療にも対応しています。
お子さんの通学から通塾までの間に診療をうる、慢性のアレルギー疾患などの継続処方を受けるといったケースでぜひご利用ください。

オンライン診療

小児喘息も診療可能

当院の医師は、小児科においてはお子さんの気管支喘息の診療にも対応しています。
お子さんが夜中に呼吸が苦しそうになる、独得のヒューヒュー・ゼーゼーという喘鳴があるなどの症状があらわれている場合、一度ご相談ください。

気管支喘息

新型コロナウイルス感染症やその後遺症の治療にも対応

お子さんの急な発熱などで、新型コロナウイルス感染症の疑いがある、新型コロナウイルス感染症は治ったといわれたが、息苦しさが続く、咳がなかなか治まらない、味がしない、においがわからないという訴えなどお子さんの症状がありましたらご相談ください。

発熱外来

お子さんのインフルエンザワクチン接種に対応

日本小児科学会では6か月から13歳未満のお子さんに対し、インフルエンザワクチンの2回接種を推奨しております。
当院でもそれに従い、該当年齢のお子さんへのインフルエンザワクチンの接種を行っておりますので、ご希望の方はご相談ください。

予防接種

発熱のある風邪症状の患者さんと一般の患者さんは動線を分けて対応

当院では、一般の患者さんと発熱など感染症疑いの患者さんは、待合室や診察室を別にして動線が重ならないように工夫して、院内感染の予防に努めております。そのため、定期受診やアレルギー治療などで通院しているお子さんも、風邪症状で来院されるお子さんもそれぞれ安心して治療を受けることができます。

発熱外来


小児科で対応する主な症状

  • コンコン、ケンケン、ゴホゴホ、ヒューヒュー・ゼーゼーなどの音のでる咳
  • 咳が続いて治らない
  • 咳が詰まってついには吐いてしまう
  • くしゃみ、鼻水、鼻づまりがある(鼻水は透明、黄色、緑色、サラサラ、ネバネバなど)
  • のどの痛みを訴える
  • 発熱を繰り返す
  • 発熱すると痙攣やひきつけを起こす
  • 下痢や便秘などの便通異常
  • 吐き気を訴える、嘔吐してしまった
  • 食欲がない
  • 元気がない
  • 目が赤くなっている
  • 目やにが出ている
  • 湿疹を繰り返す
  • 皮膚の発赤、腫れ、かゆみ、ブツブツや水疱、痛み、乾燥・ジュクジュクとただれるなど、肌のトラブル
  • 性器の腫れ、痛みを訴える、発赤している、性器周辺の肌荒れ、肛門にイボができているなど陰部のトラブル
  • 肌にできものができやすい、なかなか治らない

など


小児科で対応する主な疾患

  • 発熱、咳、鼻水、のどの痛み、痰といった風邪症候群の症状
  • 高熱や全身の関節痛などインフルエンザの疑い
  • 嘔吐、下痢、発熱などノロウイルス感染などによる胃腸炎
  • その他の病原体による胃腸炎による嘔吐、下痢、発熱など
  • 小児の気管支喘息
  • 高熱、咳、痰など気管支炎の疑い
  • 風邪の症状の後、あえぐような呼吸や喘鳴などによる肺炎(マイコプラズマ肺炎など)の疑い
  • 少し盛り上がった細かい赤い発疹が突然できる突発性発疹
  • 高熱、全身倦怠感、のどや扁桃腺の痛みなど溶連菌感染症の疑い
  • 十数回咳き込んだ後に嘔吐してしまう咳発作が数週間続く百日咳
  • 犬の吠え声のような咳が続くクループ症候群(急性喉頭気管支炎)
  • 高熱、結膜炎、のどの痛みなどによる咽頭結膜炎(プール熱)の疑い
  • 目の充血、ひどい目やになどの流行性角結膜炎(はやり目)
  • 発熱、鼻水など風邪の症状がだんだんひどくなるRSウイルス感染症
  • 手足口腔内などに水疱がでる手足口病・同様の症状で高熱もでるヘルパンギーナ
  • 皮膚、口腔内、唇などに水疱が繰り返しできる単純ヘルペスウイルス感染症
  • 頭やお腹に小さな発赤ができてだんだん大きな水ぶくれに水痘(みずぼうそう)
  • 耳下腺が腫れ、耳の下に痛みを感じるおたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
  • 風邪のような症状の後、両頬がリンゴのように赤くなる伝染性紅斑(りんご病)
  • 風邪のような症状がいったん治まった後、全身に発赤がでる」麻疹(はしか)
  • 発熱、発疹、リンパ節の腫れなどがみられる風疹
  • めまい、ふらつき、動悸、息切れや倦怠感など貧血の疑い
  • 排便時に痛みを訴える、ペーパーに血が付くなど痔(切れ痔・イボ痔)の疑い
  • 口蓋扁桃が腫れて痛みと高熱があり、のどが赤く見える、膿で白くみえる扁桃炎
  • ぼーっとする、意識レベルの低下など熱中症の疑い
  • 頭髪に虫がわいた(アタマジラミ)
  • 風邪の症状の後、高熱、倦怠感などの全身症状があらわれる新型コロナウイルス感染症

など

腹痛

腹痛は胃から下腹部まで、広くお腹の痛みのことを指します。お子さんは体調の悪い状態を「お腹が痛い」と表現する場合もあり、しっかりと原因を見極めることが大切です。
腹痛でよくあるのは、感染性の胃腸炎や風邪といったよくある急性疾患ですが、その他にも虫垂炎や膀胱炎、腎盂腎炎などその他の内臓の病気である可能性もあります。
原因がはっきりせずお子さんが腹痛を訴える場合は、様子見をせず、お早めに医療機関を受診し、原因をはっきりとさせることが大切です。

咳は気道に入り込んだ異物を早く排出しようとする生理現象ですが、風邪や気管支炎などの感染症の他、小児喘息やアレルギーなどさまざまな原因で咳が続く場合があります。
咳は、ゴホゴホなどの湿った音、コンコン、ケンケンといった渇いた音、気道が狭くなっている場合に特徴的なゼーゼーといった音など、どんな咳がでているかである程度原因を鑑別できます。お子さんの咳の音やどのぐらい続くのかなどを観察して医師にお伝えいただくと判断の助けとなります。(例:昼より夜の方が咳が多い、夜寝れない程咳をしているなど)

咳が止まらない

嘔吐・下痢

下痢や嘔吐は感染性の胃腸炎などでよく起こる症状の一つです。しかしそればかりではなく、お子さんさんが強いストレスや疲労を感じていることからそうした症状があらわれることもあります。便や嘔吐物は原因を究明する大きな手がかりとなりますので、よく観察して医師にお伝えいただくと助かります。ただし病原体が混じって居る可能性がありますので、素手で触らず、必ずビニール手袋やマスクを着用してポリ袋に入れて密閉して廃棄し、しっかりと塩素系漂白剤などで消毒してください。また、排便がなく嘔吐のみ続いている場合は腸閉塞をきたしている場合がありますので、早めに受診するようにしてください。

発熱

発熱は、なんらかの病気のサインとして、わかりやすい症状です。ただしお子さんは成人より体温が高めですので、発熱の目安は38℃以上と考えてください。
お子さんが発熱した際の受診の目安は、お子さんの月齢、年齢によっても異なります。生後3か月以内のお子さんの場合発熱があったらすぐに医療機関を受診しましょう。3か月を過ぎたお子さんの場合は、体温だけで判断せず、嘔吐や下痢、呼吸器の激しい症状などがないか確認します。また水分補給がきちんとできているかも重要なポイントです。これらに問題がある場合は、すみやかに受診しましょう。また、ぐったりしている、痙攣しているといった症状がある場合は、救急対応も含めてすぐに受診しましょう。

発熱外来

鼻水・鼻づまり

鼻腔に異物が侵入したとき、それをすばやく排出するために鼻水がでます。また鼻づまりは侵入した異物がそれ以上深く入り込むのを防ぐために起こります。どちらも自然な防御反応で生理現象です。ただし、ずっと鼻水や鼻づまりが続く、発熱をともなうといった場合、なんらかの感染症やアレルギーといった病気の可能性もあります。そのようなケースでは、早めに医療機関を受診しましょう。軽い鼻水、鼻づまりであれば、室内の湿度を保つことやマスクをつけるなどで症状を軽減できますが、鼻づまりがずっと続いている場合、蓄膿症(慢性副鼻腔炎)の可能性がありますので、その場合は耳鼻咽喉科にご相談ください。

発疹

皮膚の発疹は虫刺され、かぶれ、アレルギーなどが多いのですが、水痘や風疹などの初期症状や麻疹の症状など感染症でおこることもあります。数や大きさ、身体全体に拡がるか限局的かといった状態などに注意し、また発疹の出るタイミング(発熱したときや熱が下がった後など)、他の症状がないかなどを確認していつもと異なるような場合はすぐに受診してください。

急性細気管支炎

気管支は肺の内部で分岐を繰り返しだんだん細くなっていきます。この細くなった気管支が細気管支で、この細気管支がウイルス感染によって急激に炎症を起こしてしまうのが急性細気管支炎です。最も多いのがRSウイルス感染によるものです。2歳ぐらいまでの乳幼児に多い疾患で、炎症とむくみのために細気管支がつまってしまい、喘鳴や呼吸困難を起こして重症化することがあります。RSウイルスは現在のところ特効薬はなく対症療法になります。軽症のうちは吸入療法、水分補給などで対応し、呼吸困難におちいった場合、酸素投与や人工呼吸器などを行います。未熟児や特定の疾患がある場合にかぎってシナジスというワクチン注射を受けることで重症化を予防することができます。

流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)

おたふく風邪の原因は多くの場合、ムンプスウイルスによる感染症で、耳下腺が腫れて痛みます。3~6歳程度の幼児期にかかることが多い疾患ですが、耳下腺の中には顔面神経が通っており、ムンプスウイルス以外のなんらかの原因で腫れても同様の症状があらわれることがあります。おたふく風邪の患者さんとの接触歴があれば診断しやすいのですが、それ以外の場合は血液検査でIgM抗体を調べて判定することになります。
ムンプスウイルスの場合、有効な抗ウイルス薬がありませんので、対症療法を行うことになりますが、適切な治療を受けず重症化すると、難聴を起こしたりすることもあり、お子さんの耳下腺が腫れてしまったら、必ず受診するようにしてください。

突発性発疹

生後6か月から1年程度の赤ちゃんが、突然38℃以上の高熱を出した場合、一番に疑うのが突発性発疹です。この病気はまず突然の高熱が3日ほど続き、熱が引き始めたころに赤い発疹が全身にあらわれます。原因はヒトヘルペスウイルス6(HHV6)とヒトヘルペスウイルス7(HHV7)によるもので、それぞれ抗体が異なるため、お子さんによっては2度突発性発疹を経験する方もいます。
とくに治療の必要なく自然に治癒することが多いのですが、お子さんのはじめての病気というケースがほとんどで、高熱が出たり、痙攣をおこしたりするようなこともあり、かなり不安になられると思います。また稀に重篤になることもありますので、ご心配があればいつでもご相談ください。

マイコプラズマ感染症

マイコプラズマは正確にはマイコプラズマ・ニューモニアという極めて小さな細菌です。
この細菌に感染すると2~3週間の潜伏期間の後、発熱、全身倦怠感、頭痛などの初期症状があらわれ、数日すると乾性の咳がではじめます。咳はだんだんと強くなりながら解熱後3~4週間続くこともあります。好発年齢は幼児期、学童期です。検査は迅速抗原検査の他に血液検査などを行い、白血球数、CRP値(炎症の状態を示す数値)、抗体価などから診断を行います。
治療としては、マイコプラズマは細胞壁がない細菌であるため、ペニシリン系やセフェム系の抗生剤は効力がなく、マクロライド系の抗生剤を使用します。

百日咳

百日咳菌という細菌による感染症です。長く続く咳が主症状でとくに生後6か月以内で発症した場合、重症化してチアノーゼ(酸欠状態)などを起こす可能性もあります。治療はマクロライド系の抗生剤の内服が効果的ですが、完治後も咳が続きやすく、また時に重症化して生命にかかわることもあります。そのため4種混合ワクチンをスケジュール通りに受けて予防することが大切になってきます。百日咳は近年若干増加傾向にあることが報告されています。また成人の感染も若干増加傾向にあり、成人の場合特徴的な症状が見られないままキャリアとなっていることがあり、お子さんにも感染を拡げてしまう傾向がみられるため注意が必要です。

咳が止まらない

ヘルパンギーナ

主にエンテロウイルスの仲間が原因の感染症で、発熱、のどの腫れの他に水疱性の口内炎が特徴的です。乳幼児に多く夏場にかかりやすい夏風邪の一種です。

手足口病

主にエンテロウイルスの仲間であるコクサッキーウイルスやエンテロウイルス類による感染症です。口腔内や手足、おしりなどに水疱性の発疹ができます。発熱は少なく、出てもあまり高熱とはなりません。稀に髄膜炎などの合併がありますので注意が必要です。

咽頭結膜炎(プール熱)

プール熱とよばれることもありますが、咽頭結膜炎というが正式名称です。アデノウイルスが原因で、感染すると高熱を発し、のどの腫れと痛み、目の充血、目やになどが特徴的な症状です。対症療法を行いますが、通常の風邪よりも症状が長くつづく場合があります(5日から1週間程度で改善します)。

ノロウイルス

ノロウイルスは非常に感染力の高いウイルスで、食中毒の原因病原体として知られています。感染すると下痢、腹痛、吐き気・嘔吐などの他に発熱も見られます。有効な抗ウイルス薬がありませんので対症療法と水分補給で自然に収まるのを待ちます。

インフルエンザ

風邪の症状もありますが軽めのことが多く、それに比して高熱(38℃以上)、全身倦怠感、頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身症状が強い傾向があります。症状は急激にあらわれます。通常は対症療法で症状を抑え、安静にしていれば数日から1週間程度で治ります。症状が激しい場合は有効な抗ウイルス薬を処方します。通常は、毎年12月から3月頃に流行します。

インフルエンザ

RSウイルス

RSウイルスは、かなり一般的なウイルスで、ほぼすべてのお子さんが2歳までの間に感染しているという報告があります。通常は発熱と鼻水など軽い症状で済むことが多いのですが、重症化すると前述した急性細気管支炎などを起こすことがあり、注意が必要です。とくに初感染の場合に重症化する傾向があります。